
小陰唇縮小
小陰唇縮小(びらびら除去)とは

小陰唇(しょういんしん)縮小術は、左右のひだの余分な組織を取り除き、大きさと形を整える施術です。
小陰唇は、尿道口や腟口を乾燥や細菌から守る大切な役割を持っています。そのため、ただ小さくすれば良いというものではなく、その機能を損なわないよう、適切な大きさと自然な形に整えることが非常に重要です。
施術の目的は、擦れなどの不快感をなくす「機能的な改善」と、見た目のコンプレックスを解消する「審美性の向上」の二つにあります。当院では、この両方のバランスを何よりも大切にしています。
こんな方におすすめ
- スキニーパンツや下着で擦れて痛みや違和感がある
- ヨガやランニング、自転車に乗る際などに食い込みが気になって集中できない
- 見た目に自信が持てず、パートナーとの関係で積極的になれない
- 大浴場や温泉などで、なんとなく人の目が気になる
- 排尿の違和感、尿の飛び散り
- 汚れが溜まりやすく、蒸れや臭いの原因になっている気がする
- 将来のVIO脱毛(介護脱毛)をスムーズに受けるために、形を整えておきたい
おすすめしない方
- 妊娠中・授乳中・妊活中
- 術後の生活制限が難しい
小陰唇縮小のメリット
機能的な悩みの解消
擦れや痛み、蒸れといった日常の不快感から解放されます。痛みにより運転しにくかった自転車などにも問題なく乗れるようになります。
審美的な悩みの解消
見た目のコンプレックスがなくなり、ご自身に自信が持てるようになります。この自信は、パートナーとの親密な関係にも良い影響を与えます。また、銭湯やプールなど、人の目を気にせず足を運べるようになります。
衛生面の向上
清潔に保ちやすくなり、臭いの軽減にもつながります。生理中などのお悩みも軽減されます。
小陰唇縮小のリスクと当院の対策
痛み・腫れ・内出血
術後1週間程度は、痛みや内出血などの症状が見られることがあります。 施術中に関しては、痛みを最小限にするため静脈麻酔で眠ったまま手術を終えることが可能です。
また、術後も痛み止めも処方しますのでご安心ください。多くの方は、術後当日翌日を過ぎたら、痛みはほとんど気にならなくなったと仰います。
腫れや内出血も、ほとんどは1週間ほどで落ち着いてきますが、多少の違和感も無くなってくるのは2週間から1ヶ月後となります。
左右差
元々の左右差を完全にゼロにすることは困難な場合があります。術前のデザインで、できる限り左右のバランスが整うよう精密なデザインを行います。
感覚の変化
まれに感覚が鈍くなることがありますが、ほとんどの場合、時間とともに回復します。当院では神経や血管を可能な限り温存する、繊細で丁寧な手技を徹底しています。
抜糸ありとなしの違い
これは、カウンセリングで最も多くご質問をいただく点の一つです。どちらの方法にもメリットとデメリットがあり、どちらが優れているということではなく、患者様が何を最も重視されるかによって最適な選択は変わってきます。
まず、両者の最も大きな違いは、施術で組織を縫い合わせる際に使う「糸の種類」です。
抜糸あり
非吸収糸(溶けない糸)を使用します。そのため、約1〜2週間後にクリニックで糸を取り除く(抜糸する)必要があります。縫合の方法は外縫いです。
メリット
外縫いはスピーディーな縫合が可能なため、手術時間を抑えることができ、患者様のお身体の負担軽減につながります。
当院では溶けない糸の中でも、身体にとって異物反応(炎症)が起きにくく、適度な太さの糸を使っております。そして、傷がある程度治癒した最適なタイミングで糸を抜き取るため、縫合の跡が残りにくいという特徴があります。
デメリット
術後、約1〜2週間後にもう一度クリニックへ行く手間がかかります。
抜糸の際に痛みを伴うことがあり、チクッとした鋭い痛みを感じることがあります。
また、1〜2週間ほど患部に糸が付いている状態になりますので、その間チクチクとした違和感を感じます。
傷の治りがゆっくりだったり、ダウンタイムが伸びる可能性が「抜糸なし」に比べて高くなる傾向があります。
抜糸なし
吸収糸(溶ける糸)を使用します。糸が数ヶ月かけて体内で自然に分解・吸収されるため、抜糸のための通院は不要です。縫合の方法は中縫い(真皮縫合)です。
メリット
溶ける糸は、身体にとって異物反応(炎症)が非常に少ないため、傷が落ち着くまで組織を静かに支え続けます。そして、皮膚の内側の断端がぴったり合うように縫合(中縫い)するため、縫合の跡が残りにくく、一本の線のような非常に綺麗な仕上がりを目指せます。
また、糸を伝って細菌が侵入するリスクが低く、感染のリスクを低く抑えられます。
技術力が必要な縫合方法ではありますが、私なら形成外科で培った技術で美しく仕上げていきます。
抜糸のための通院が不要なことも、 遠方にお住まいの方や、お仕事が忙しく術後に何度も通院するのが難しい方にとってのメリットです。抜糸はどうしても痛みが出てしまいますが、その必要が無いのも大きなメリットです。
デメリット
抜糸なしの術式は、皮膚の内側の断端がぴったり合うように縫合(中縫い)しますが、中縫いは技術的に難易度が高く、技術と経験が必要です。
当院は、抜糸なしの術式を受けられる患者様が非常に多く、十分な技術と経験がございますが、それでも抜糸ありの方法に比べると手術時間が長くなる傾向があります。
アポロンクリニックが宇都宮の
女性に選ばれる5つの理由
診察から施術、アフターケアまで女性院長が一貫して担当

男性医師には話しづらいお悩みも、気兼ねなくご相談ください。最初から最後まで、私が責任をもって担当いたします。
また、当院のスタッフは全員女性のため、ちょっとした質問やお悩みなどもお気軽に相談することが可能です。
婦人科形成の豊富な経験と繊細なデザイン力

アポロンクリニック院長、和田真梨子は関東エリアの症例数ナンバーワンの実績(※)があります。数多くの症例経験に基づき、医学的に正しく、かつ審美的に美しい仕上がりを追求します。
また、形成外科で培った正確かつ緻密な縫合で、ダウンタイムを最小限に抑えて施術したとバレないような綺麗な仕上がりを叶えます。
※湘南美容クリニック2021年実績
プライバシーに徹底配慮した完全個室の空間

当院では受付後、完全個室のカウンセリングルームにご案内しております。
他の患者様とお顔を合わせることのないよう動線を工夫しております。
痛みを最小限に抑えるための麻酔へのこだわり

静脈麻酔を使用し、眠った状態で手術を終えることが可能です。安心して施術を受けていただける環境を整えています。
駅から徒歩1分の通いやすい立地

術後の検診なども含め、通院しやすいことは非常に重要です。
東武宇都宮駅からすぐの場所にあり、アクセスも良好です。隣にコインパーキングもございますので、お車でのご来院もしやすい立地です。
小陰唇縮小の施術の流れ
01
ご予約
まずはお電話またはWEB予約フォーム、LINEから、無料カウンセリングをご予約ください。

02
カウンセリング
院長がデリケートゾーンの状態を診察し、お悩みやご希望を詳しく伺います。最適な治療法をご提案し、仕上がりやリスク、費用についてご説明します。
ご予算に合わせたご提案もさせていただきますのでお気軽にお申し付けください。

03
洗顔、撮影
術前の状態を記録します。施術部位の確認や効果の比較にも活用します。

04
デザイン
患者様の希望に合わせて医師が丁寧にデザインを行います。

05
施術
事前にデザインと最終確認を行ってから、施術に入ります。笑気麻酔か静脈麻酔でのお施術になります。

06
アフターケアのご案内
施術後の過ごし方や注意事項をご説明します。必要な処方薬をお渡しします。ダウンタイム中に気になる症状については、経過観察に来ていただければしっかり診察いたします。
ご来院が難しい場合は、施術箇所のお写真を当院の公式LINE宛にお送りいただければ、オンラインでの経過観察も可能です。

注意事項
施術時間 | 約30〜60分 (抜糸あり、なしによって変動あり) |
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ダウンタイム | 抜糸ありの場合、約10日後に抜糸します。大きな腫れは1〜2週間程度で落ち着き、3〜6ヶ月で完成となります。 抜糸なしの場合、大きな腫れは3日〜1週間程度で落ち着き、1〜3ヶ月で完成となります。 |
入浴・運動・飲酒 | 血行が良くなることで腫れや内出血が強く出たり、長引く可能性があります。シャワーは翌日から可能ですが、湯船に浸かるのは1週間程度控えていただくことを推奨しております。 |
通院回数 | 抜糸ありの場合は通常2回、抜糸なしの場合は通常1回(モニターの場合術後1週間、術後1ヶ月、3ヶ月後のご来院が必要となります。) |
治療が受けられない方 | ・未成年で保護者の許可を受けていない方 ・妊娠中の方 |
副作用・リスク | 腫れ、内出血、熱感、痒み、浮腫、糸が露出する、つっぱり感、傷が開く、皮膚の硬化、血腫、傷痕、感染(化膿)、左右差 |
注意事項 | ・激しい運動は1週間はお控えください。 ・自転車での移動は2週間ほどお控えください。 ・性交渉は抜糸ありの場合は1ヶ月ほど、抜糸なしの場合は1〜2週間ほどお控えください。 |
料金について
メニュー | 料金(税込) | |
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小陰唇縮小(抜糸あり) | 片側 | ¥150,000 |
両側 | ¥220,000 | |
小陰唇縮小(抜糸なし) | 片側 | ¥200,000 |
両側 | ¥320,000 | |
笑気麻酔 | ¥20,000 | |
静脈麻酔 | ¥50,000 |
よくあるご質問
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Q
痛みはどのくらいありますか?
麻酔の注射の際にチクッとした痛みがありますが、施術中はほとんど痛みを感じません。
不安な方は眠る麻酔(静脈麻酔)を選ぶことも可能です。術後はジンジンとした痛みが出ることがありますが、処方する痛み止めでコントロールできる程度です。
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Q
ダウンタイムはどのくらいですか?仕事は休む必要がありますか?
大きな腫れは1〜2週間で落ち着きます。デスクワークであれば翌日から可能ですが、念のため1〜2日お休みを取られると安心です。
自転車や運動など、股間に負担のかかる活動は2週間ほどお控えください。
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Q
傷跡は目立ちますか?
丁寧な縫合と抜糸により、小陰唇のシワに馴染んでほとんど分からなくなります。術後3ヶ月ほどで、さらに自然な状態に落ち着きます。
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Q
パートナーに気づかれますか?
傷跡が非常に綺麗に治るため、ご自身で言わなければ気づかれることはほとんどありません。
むしろ、形が綺麗になったと喜ばれるケースが多いです。
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Q
トイレは問題なくできますか?
尿道は手術部位と別なので機能に影響はありません。
ただし 尿が縫合部にかかるとしみるような痛みや違和感が出ることがあります。
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Q
性行為はいつからできますか?
抜糸なしの場合は術後1〜2週間後、抜糸ありの場合は1ヶ月後が目安です。傷が完全にふさがり、腫れや違和感が取れてからでないと感染・裂開のリスクがあります。
とはいえ、デリケートゾーンは治りが早い部位なので、ダウンタイム中に傷に負担をかけなければびっくりするほど綺麗になります。
抜糸なしなら、わずか1〜2週間で可能になりますので、パートナーに怪しまれることは無いでしょう。
