糸リフトのダウンタイムは実際何日?不安を解消する完全ガイド

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糸リフトのダウンタイムは「3日間の週末休み」で乗り切れます

糸リフトの経過
痛み腫れ
術直後麻酔が切れてくると、ジンジンとした筋肉痛のような痛みを感じることがあります。局所麻酔の影響で、顔が少し腫れぼったく感じます。
翌日〜3日目笑ったり、食事で口を大きく開けたりすると、少し痛みや違和感があります。腫れがピークを迎えます。特にエラの部分がむくんだように感じることが多いです。
4日〜1週間触るとまだ痛みはありますが、何もしなければ気にならないレベルに落ち着きます。大きな腫れは引き、ご自身で気になる程度の「むくみ」に変わってきます。
1週間〜1ヶ月痛みはなく通常通りの生活になります。むくみがほぼなくなり、フェイスラインが引き締まった効果をはっきりと実感できる時期です。

医学的に見ても、腫れや痛みのピークは施術後2~3日に現れることが多いため、週末を利用したスケジュールは非常に現実的です。接客業の方からも「マスクをしていれば、お客様にも同僚にも全く気づかれなかったです」というお声をいただくことが多いです。もちろん個人差は前提ですが、過度に怖がる必要はありません。

写真で見る糸リフトの全経過

術前の様子

糸リフト術前の様子

術前の様子です。ハイパーリフトを10本入れていきます。

​​【0日目〜3日目】施術直後の状態と帰宅後の過ごし方

糸リフト術直後の様子

術直後の様子です。腫れや肌の凸凹が強く出ている状態です。施術直後にみられる肌の凹凸(ひきつれ)は、糸で組織をしっかりと引き上げている証拠ですのでご安心ください。

当院では糸の刺入部は髪に隠れる部分に作り、テープ保護は行わないため、非常に目立ちにくいです。

血行が良くなると腫れが強くなるため、長風呂、サウナ、飲酒、激しい運動は控えましょう。清潔なタオルで包んだ保冷剤で、1回5分程度、じんわりと頬を冷やすと楽になります。(冷やしすぎは血行不良の原因になるので注意)

硬い食べ物は控えてゼリーやお粥など柔らかいものがおすすめです。就寝時は、枕を普段より少し高くしていただくと、翌朝のむくみが軽減されます。

【4日目~1週間】仕事復帰!腫れは引いてむくみ程度に

糸リフト術後1週間の様子

術後1週間の様子です。大きな腫れは引きむくみ程度に落ち着くので、この時点でバレることはほとんどありません。内出血が出た場合も、この頃には黄色っぽく変化し、ファンデーションやコンシーラーで十分に隠せます。気になる場合はマスクの装着がおすすめです。

【1週間~1ヶ月後】効果を実感!完成までの注意点

糸リフト術後1ヶ月の様子
糸リフト症例

術後1ヶ月の様子です。術前と見比べてみると綺麗な卵形のフェイスラインに変化していることがわかります。口元に少し残っていた「ひきつれ感」や違和感も、日に日に薄れていきます。効果を安定させるため、歯科治療や、顔をうつ伏せにするようなマッサージは、施術後1ヶ月は控えてください。

糸リフトで後悔しないための重要ポイント

ダウンタイムへの不安が解消されたら、次に大切なのは「クリニック選び」です。

  • 「糸の種類」と「医師の技術」
  • 正直な説明が信頼の証
  • デメリットやリスクについての説明

詳しく見ていきましょう。

「糸の種類」と「医師の技術」が結果を左右します

たるみを引き上げ、若々しい印象を取り戻す糸リフト。しかし、すべての糸リフトが同じ効果をもたらすわけではありません。糸には多種多様なタイプがあります。

  • ハイパーリフト

    自然でマイルドなリフトアップ。約1年効果が持続。

    腫れ:△(出やすい)

    料金:1本¥20,000〜10本¥160,000

  • ハイパーリフトプラス

    自然でマイルドなリフトアップ。約1年〜1年半効果が持続。

    腫れ:△(出やすい)

    料金:1本¥25,000〜10本¥200,000

  • アルテミスリフトスタンダード

    強力なリフティング力が特長。約1年〜1年半効果が持続。

    腫れ:◯(出にくい)

    料金:1本¥31,250〜10本¥250,000

  • アルテミスリフトプレミアム

    最も効果が強く、最も長持ちし、最もコラーゲン生成力が高い。約1年半〜2年効果が持続。

    腫れ:◯(出にくい)

    料金:1本¥37,500〜10本¥300,000

  • 料金や効果について詳しく見る arrow right arrow right

    たとえ高品質な糸を使っても、挿入の深さ・角度・テンションのかけ方が適切でなければ、

    期待通りのリフト効果は得られません。解剖学的知識と豊富な経験を持つ医師による繊細な施術が、美しい結果へと導きます。


    効果は永久ではありません。正直な説明が信頼の証です

    糸リフトの効果の持続期間は、糸の種類や個人差もありますが、一般的に1年~2年と言われています。効果が永久ではないからこそ、「半年~1年に一度のメンテナンスで良い状態を維持していきましょう」といった、長期的な視点で正直に説明してくれるクリニックを選びましょう。

    当院ではリピート割を設けており、2年以内であれば20%OFFでお施術が可能です。


    信頼できるクリニックは「カウンセリング」が違います

    あなたの不安に時間をかけて向き合い、メリットだけでなく、デメリットやリスク(感染症や神経障害など、頻度は極めて低いですがゼロではないもの)もきちんと説明してくれるか。そして、何より医師との相性。「この先生になら任せられる」と心から思えるか。ぜひ、ご自身の目で確かめてください。

    よくあるダウンタイムQ&A

    • Q

      Q. 痛みはどれくらい?

      痛みはゼロではありません。しかし、当院では、効果の高い局所麻酔を丁寧に行うため、施術中に「痛くて耐えられない」といったことはありません。術後の痛みは、「筋肉痛のような痛み」が数日間ありますが、処方する痛み止めで十分にコントロールできますのでご安心ください。

    • Q

      Q. 内出血や肌の凹凸は本当に治るの?

      内出血が出てしまった場合も、1~2週間で必ず消えますのでご安心ください。極細の針を使ったり、血管の位置を解剖学的に熟知したりすることで、発生頻度を最小限に抑える工夫をしています。

       また、施術直後にみられる肌の凹凸(ひきつれ)は、糸で組織をしっかりと引き上げている証拠です。皮膚が糸に馴染む過程で起こる自然な現象で、通常1~4週間ほどで必ず綺麗に治ります。

    • Q

      Q. ダウンタイムを少しでも短くする秘訣は?

      ダウンタイムは医師の技術だけでなく、術後の過ごし方も大きく影響します。 

      • 術後3日間は優しく冷やす
      • 血行が良くなる行動(飲酒・長風呂・運動)を1週間は控える
      • 枕を高くして寝る

      この3つを守っていただくだけで、回復のスムーズさは格段に変わりますよ。

    まとめ

    糸リフトのダウンタイムは術後2〜3日がピーク。それ以降はむくみ程度で、周りからバレる心配はほとんどありません。ダウンタイムを短縮するには術後の過ごし方が大切です。「術後3日間は優しく冷やす」「血行が良くなる行動(飲酒・長風呂・運動)を1週間は控える」「枕を高くして寝る」の3つを徹底しましょう。

    後悔しない糸リフトを受けるためには、クリニック選びがとっても重要。一度カウンセリングへ足を運んで、医師としっかり話をすることが大切です。「私のこのたるみは、糸リフトで本当に変わる?」 「費用は全部でいくらかかるの?」どんな些細なことでも構いません。まずは一度、お茶を飲みに来るようなリラックスした気持ちで、お話をしにいらっしゃいませんか?

    執筆者プロフィール

    Apollon Clinic
    院長 和田真梨子

    所属・資格

    経歴

    • 慶應義塾大学医学部卒業
    • 静岡済生会総合病院にて臨床研修
    • 慶應義塾大学形成外科入局
    • 済生会中央病院形成外科勤務
    • 湘南美容クリニック勤務
    • 湘南美容クリニック宇都宮院院長就任
    • Apollon Clinic (アポロンクリニック)開院

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