糸リフトの値段相場と「総額」のカラクリ
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糸リフトのリアルな費用相場(6本〜10本施術の場合)
たるみをしっかりと引き上げたい場合、片側3〜5本(計6〜10本)の使用が標準的です。
| 項目 | 相場(1本あたり) | 施術総額の目安 |
|---|---|---|
| スタンダードな糸(PDO) | 2万 〜 3.5万円 | 15万 〜 30万円 |
| 持続性の高い糸(PCL/PLLA) | 4万 〜 7万円 | 30万 〜 60万円 |
ネット広告で見かける「1本 9,800円」といった安価な表記には注意が必要です。これらは「ショッピングリフト」と呼ばれる、引き上げ力のほとんどない短い糸である場合や、麻酔代・手技料が別途設定されているケースが少なくありません。
糸リフトの仕組み・効果・特徴
糸リフトは、医療用のトゲ(コグ)がついた特殊な糸を皮下組織に通し、物理的に引き上げる治療です。
即効性のあるリフトアップ

物理的に持ち上げるため、直後からほうれい線やフェイスラインがスッキリします。
肌質の改善

糸が吸収される過程でコラーゲンが生成され、肌にハリとツヤが生まれます。
将来のたるみ予防

皮下組織を元の位置で固定することで、将来的な雪崩(たるみの進行)を遅らせる効果があります。
「必ず知っておくべき」デメリット
引きつれ・凹凸

医師の技術不足や、無理に引き上げすぎると、顔に不自然な凹凸が出ることがあります。問題がない場合でも、局所麻酔や腫れ・浮腫の影響で多少の凹凸が生じます(通常1〜2週間で馴染みます)。
痛み・腫れ

数日間は口を開けにくい、あるいは内出血が出る可能性があります。
限界がある

非常に強いたるみがある場合、切開リフト(手術)ほどの劇的な変化は望めません。
クリニックによって「値段」が違うのはなぜ?
糸リフトを調べると、1本数千円から10万円近くするものまで、価格差に驚かれると思います。「高いほうが良いの?」「安くても同じ糸ならお得じゃない?」という疑問にお答えします。
値段の違いが生まれる理由は、主に「糸の質」「技術料」「総額の含み」の3つに集約されます。
糸の素材と「加工法」のコスト
同じ「溶ける糸」でも、素材によって原価が大きく異なります。
| 系の素材 | 持続期間 | 特徴 |
|---|---|---|
| PDO | 約半年で吸収 | 昔からある安価な素材 |
| PCL/PLLA | 約2年かけて吸収 | しなやかで持続性が高いが、素材そのものが高価 |
さらに、糸についている「トゲ(コグ)」の作り方も重要です。糸を削ってトゲを作るタイプ(安価だが強度が弱い)と、型に入れて成型する「モルディングタイプ」(高価だが強力に引き上がる)では、仕入れ値も効果も全く別物です。また、糸の軸がメッシュ構造かどうかも重要です。メッシュ構造の糸は非常に効果的ですが、高額になりがちです。
「糸を置くだけ」か「デザインして引き上げる」か
糸リフトは、単に糸を挿入すれば良いわけではありません。
流れ作業の格安クリニックでは、決まった箇所に糸を置くだけ。
オーダーメイドのクリニックでは、脂肪の厚み、皮膚の伸び、顔の動かし方の癖を分析し、「どの層に、どの角度で、どの程度のテンションで通すか」を計算します。この「医師の技術料」が価格に反映されます。
表記価格に「何が含まれているか」
「1本 5,000円」と書いてあっても、実際には以下のような追加費用がかかるクリニックが少なくありません。
- 麻酔代: 痛みを抑えるための局所麻酔や笑気麻酔が別途数万円。
- 手技料: 糸の代金とは別に「技術料」が加算。
- アフターケア: 術後の検診や薬代。
大切なのは「1本の安さ」ではなく、「望む結果を出すために、最終的にいくら払うのか(総額)」です。
カウンセリング時に「麻酔やアフターケアを含めた総額」を明確に提示してくれるクリニックや、公開されている症例に糸の本数、総額をしっかり記載しているクリニックを選びましょう。

まとめ
安価ですぐ溶ける糸よりも、持続性が高く引き上げ力の強い糸を選ぶ方が、長期的なコストパフォーマンスは良くなります。広告の安さだけで選ぶと、麻酔代や追加本数で結果的に高額になるケースがあります。カウンセリングでは必ず「全て込みの総額」を確認しましょう。
症例写真に本数・総額を書いているクリニックは安心感があると言えます。
糸リフトは、ほんの少しの勇気で「今の自分が一番好き」と思えるようになれる、非常に満足度の高い治療です。
まずは無料カウンセリングで自身のたるみ状態に合った糸の種類や本数を診察していきましょう。